スローな時間が流れる、歴史と自然を感じる街・飯能市

●飯能市役所
東京都心から40km圏に位置する飯能市は、市の掲げるキャッチコピー『共に創る人と緑かがやくまち』の通り、奥武蔵・秩父の雄大な自然を間近に控えた、類まれな環境が魅力のひとつに数えられる街である。
いにしえよりの歴史が感じられる街ながらも、西武池袋線で都心とダイレクトに結ばれた利便性のため近年ではニュータウンも建設されるなど、伝統と現代とが共存する街並みが広がっている。

●能仁寺
秩父山系の豊かな自然に恵まれた飯能は、江戸時代には「西川材」と呼ばれた木材の産地として知られ、またこの街を貫くように流れる入間川は木材を出荷するルートとして機能した。
そんな歴史を背景に飯能市では、新たな森林文化の創造を目標とした「森林文化都市宣言」を出している。これは街づくりの中心に豊かな自然を置くという宣言である。
木材の産地として栄えた繁栄の名残は、飯能駅周辺では今も数多く残されている。商店街には明治時代に建てられた「大河原薬局」や「絹甚」など、川越などでも見られる蔵作り建築が残されている。
また戦国時代に創建された「能仁寺」など伝統ある寺社仏閣も市内には点在しており、商業都市としての繁栄を偲ぶことができる。

●飯能河原
現在では、豊かな自然を背景にしたレジャー・レクリエーション施設が充実し、首都圏でも有数のレクリエーションゾーンとして多くの観光客を集める飯能市。近年では「環境省エコツーリズムモデル事業地区」のひとつに選ばれ、豊かな自然と歴史を楽しむエコツーリズムの場として注目を集めるようになった。
特に緑深い山々が広がる名栗・吾野エリアでは、川釣り・カヌー・キャンプなどのアウトドアレジャーが満喫できるとともに、整備されたハイキングコースではトレッキングも楽しめる。
観光地としての見所も多く、さらには日帰り可能な温泉もあるため、首都圏各地から多くの人々が訪れる。
●あけぼの子どもの森公園
市街地が広がる飯能市東部にも、大小さまざまな都市公園が整備されている。
その中でも特に特徴的なスポットが「あけぼの子どもの森公園」だ。この公園はフィンランドの童話『ムーミン』の世界観を取り入れた公園で、通称・ムーミン谷公園とも呼ばれている。
飯能らしい豊かな自然に包まれた園内には、丸みが特徴的なかわいらしい「ムーミン屋敷」をはじめ、ムーミンの世界から飛び出してきたような建物が点在している。子どもたちが大喜びすること間違いなしのスポットだ。




