洋菓子店モンテリマール

そんなアットホームを演出するケーキを提供している方はというと、やっぱりアットホームな方たちだった。お店に入るとやさしそうなご主人と明るい奥様。そして若いパティシエの方。みんながメレンゲのクマちゃんのように温かい微笑みを浮かべている。突然訪れたインタビュアーですら、このアットホームな雰囲気を感じられるのだから、地元の方たちはもっと本音でお2人と話しができる関係なのだろうなと考えると羨ましくなってしまうほど。
さまざまな創作ケーキを生み出す一方、「モンテリマール」では、ミルフィーユは昔ながらの作り方で、パイを何枚も重ね、モンブランも昔風の深いカップケーキタイプを使うなど、昔から親しまれてきたケーキの作り方と味を守りつつも改良し続けている。そのため、サバランやショートケーキなど、クラシックタイプのケーキを好まれるファンをがっちりとつかんでいる。


さらに、昔風のモンブランも守りつつも、現代風のモンブラン「ジャンポール」(380円)もデビュー。こちらは今風のデザインでチョコの板で飾ったり、栗の渋皮も使うなどして、新しい客層のニーズにも応えている。その一連のスタイリッシュなケーキには、イチゴやブルーベリーなどのフルーツの色が鮮やかなタルトや、カシスなどの紫やビターチョコの黒さなど、大人も楽しめるデザインのオリジナルケーキも多数販売しているのだ。


そして、極めつけは商標登録をされたという「特製Nowなチョコバンブ」(200円)。これはモカクリームを挟んだチョコロールケーキをチョコでコーティングしたソフトなお菓子。バンブは竹の筒のイメージだとか。さっそく、イートインスペースとまでは言えないかもしれないが、店内には2人くらいが座れるかわいいベンチがあったので、そこで適度に冷やされたチョコバンブをいただいた。チョコのコーティングがパリッと割れて、そこにカフェロールが。甘みも適度。だけど、ケーキを食べたという満足感が感じられるお菓子。1コ1コが包装されているので、片手で手軽に食べられるのがGOOD。ちょっと立ち寄って食べたい気分になるお菓子だ。


そのほか、同店にはさまざまなサプライズケーキや店長の“想い”がつまっていて、家族や仲間たちと何かパーティを開きたくなってしまうような“場のワクワク感”があふれている。従来のケーキを守り、新しいタイプのケーキを創造する――これはもう伝統芸を守る職人とも遜色ない日本の“食の文化”を守る使命を帯びた「空想と手づくりのお菓子」のお店なのである。
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洋菓子店モンテリマール
所在地:埼玉県狭山市祇園2-12
電話番号:04-2958-3974
営業時間 10:00~22:00※変動あり
定休日:不定休
http://www.geocities.jp/chocobamboo/




