川越市蔵造り資料館

川越には蔵造りの商家が多く、最盛期には100軒以上の蔵造りの建物があったという。資料館は明治26年(1893年)、川越大火の難を逃れた数軒の建物や東京の日本橋界隈の商家を参考に、当時煙草卸商を営んでいた小山文造(屋号・万文)が建てたもの。
資料によると、川越の蔵造りの特長は店舗を蔵造りとしたもので、これにより周辺からの類焼を防いだり、裏へ続く土蔵と合わせて敷地内への飛び火を防いでいたと考えられる。また、鬼瓦や観音開きなどの装飾的な要素にも工夫が見られ、それらの知識があると、蔵造りを眺めながらの街歩きがさらに楽しくなる。
展示されている中には煙草卸商万文ゆかりのものもあり、明治37年頃に製造されていた牡丹煙草「蓬莱」や東京芝にあった製造元である天狗煙草の看板、小売店に煙草を配達する際に使われた荷箱車など、当時の様子が分かる貴重な資料を見ることができる。
川越市蔵造り資料館
住所:埼玉県川越市幸町7-9
電話番号:049-222-5399
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(休日は除く)、休日の翌日(土曜・日曜は除く)、年末年始(12月28日〜1月4日まで)、館内整理日(毎月第4金曜日、ただし祝日は除く)
入館料:大人100円(80円)、大学・高校生50円(40円)※()内は20人以上の団体料金
URL:http://www.kawagoe.com/kzs/




